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コラム

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2022/5/22
皮膚科医にも肌トラブル・・・
みなさまこんにちは、Dr悦子です。
四捨五入したら、100歳になっている私。
低気圧が近づくと めまいがおき、体がついて行けないこの頃です。


老若男女、肌荒れ?を主訴とする方に多くお目にかかります。
何か変更した化粧品、ヘアケア製品などありませんか?と聞くと、即答で、ありません!

大体、忘れているのです。具体的に、朝、夜に何から使いますか?と丁寧に伺えば、そういえば・・・とおっしゃって、かぶれの原因やにきびの悪化因子を突き止めることがあります。


そういう私も、小学生のときから頭のフケが多く、黒い洋服を着るときに気になっていました。そうです、脂漏性皮膚炎(数ヶ月の赤ちゃんにも見られる、慢性湿疹)が40年続いています。

色々とシャンプーを試しましたが、1-2ヶ月使用すると、もう痒くなり、最強のステロイド外用剤(最近はコムクロシャンプーを使用中)でかゆみを抑え、またシャンプーを変更・・・。

また、スギ花粉症の時期、トマトソースが口に付くと、口唇がガサガサに痒くなり、かぶれます。
(スギとヒノキのアレルギーを持つ人は、トマトに反応してしまう事があります)
かさついた口唇にリップやワセリンをベタ塗りし、そのまま夜の洗顔の時、口に残っているオイル成分が口周囲へついてしまい、にきびができてしまう事もあります。


にきびの方は圧倒的に化粧品(オイルクレンジング・バームなど)やヘアケア製品(ヘアオイル・ワックス、ながさないトリートメントなど)のオイル成分での悪化が多いです。

頭部の湿疹の方は、原因不明も多いですが、シャンプー剤、毛染めやカラーリングの影響、頭の乾燥も発生要因になります。


人間の細胞は2~3年ですべて生まれ変わります。
少なくとも、3年前の自分とは別人です。 生活環境、ストレス状況、食べているものにより、私達の体は変わっていきます。

自分に合った製品をみつけたら、かぶれるまで変更せず、合わなくなったら変えるようにしないと、使えるモノがなくなってしまいそうです・・・。
ダミアン・ハースト展
<素晴らしい世界の桜>
ゴールデンウイークに大野山へ。
途中、富士山がきれいです。


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