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コラム

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2021/1/21
新型コロナ感染症対策
こんにちは。スタッフMです。
2020年は新型コロナウイルスの話題が中心のまま年末になり、むしろ拡大をした状態で新年を迎えることになってしまいました。

そこで、改めて日常生活における注意点を考えてみようと思います。
まずは手洗い。こまめにしっかり手(特に指先)を洗いましょう。
手が洗えない場所では、アルコール消毒を利用しましょう。
私は、ウエットティッシュを持参するようにしました(気になった時に車の中など拭けるので便利です。小さいゴミ袋も用意しています)。
怪我や傷のない皮膚から浸透して感染はしません。ただ、手洗いやアルコール消毒を繰り返すと手が荒れてしまい、皮膚というバリアを失ってしまいます。
手洗いした後は、すぐにハンドクリームで保湿をしましょう。


次亜塩素酸の消毒液は、肌を痛めてしまうため、おすすめしません。
空間除菌に次亜塩素を使用するタイプもありますが、これは意味がありません。
ドアノブや机などの“物”に噴霧し、その後にそれを拭うことが重要です!
首から下げるタイプの空間除菌も効果はありません。


ソーシャルディスタンスもお忘れなく!
人と会うとき、人がいるところに行くときは、2m(最低でも1m)の距離を取りましょう。その際にマスクの着用も忘れない事。 鼻出しマスクはNG! 先日、受験生が失格となりましたね。 雑菌・ウイルスを吸入、排出していますよ。
また、ウイルスは目からも侵入するため、私は「ダテめがね」をかけるようにしています。


室内で過ごす時は、今の時期は寒いですが、適度に換気もしましょう。
当院ではCO2モニターをおいて、人が排出する二酸化炭素が増えたら、密になっているよ!と知らせてくれるように、アラームを設定しています。 鳴ったら、即、換気します。


ゴム手袋を使用する時の注意点です。
医療機関では感染予防のために使用しますが、1人ごとに“使い捨て”にしています。
これは、そのまま次の人の対応をする時に使ってしまうと、最初の人が感染していた場合、次の人に感染を広げてしまう事を防ぐためです。
使い捨てにせずに次から次へと触っていくと、感染を広げてしまいます。
手袋を使うより、手洗いを重視しましょう!


ウイルスというのは細菌と違って単独では増殖できません。新型コロナウイルスは、時間が経つと死んでしまいます。また、鳥インフルエンザのように野鳥が運ぶこともありません。人から人へ主に飛沫で感染が広がるのです。
不特定多数の人が出入りする飲食店での会食と家庭内で感染が広がっています。
「マスクを外して至近距離でおしゃべりをする」・・・感染しやすい状況になっているのは事実です。
ウイルスが入ってくるのは主に目、鼻、口ですが、食べ物に付着していて飲み込んでしまえば、消化器官から感染することはありません。


冬の間の運動は、代謝を上げるのにとても有効なのだそうです。
1日中、自宅から1歩も出ないという患者様もいらっしゃいます。
私はもともとインドア派で休日は用事がないと外には出ません。ですが、この近隣では人が少ない場所は意外と多いものです。怖がらず、防寒対策をして、人の少ない場所を歩こうかなと思います。


最後に、“ 当院からのお願い ”があります。
ご来院の際には手洗い、手指消毒をお願いします。
特に内科の患者様の中には、抗癌剤治療中の方、免疫抑制剤を使っている方、多臓器障害のある超高齢者など、ハイリスクの方が来院されます。
皮膚科の患者さんはできる限りアイチケットで当日順番をとっていただき、順番が近づいたら来院をお願いします。 待合室内ではできるだけ待たず、外のベンチか、車でお越しの方は車内でお待ちください。お待ちの場所を受付でお伝えいただければ、お呼びするか、携帯電話に連絡いたします。
ご協力をお願いいたします!!



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